みなさん、情報処理の講義はもう始まりましたか?
情報処理では主に UNIX という環境を使っていると思います。 最初はとっつきにくいかもしれませんが、慣れるととても便利なものです。 頑張ってマスターしましょう。
でも UNIX の画面ってちょっと地味じゃありません?
Windows 等だと、壁紙を変えたりして見た目を自分の好きなように設定している人が多いと思います。
実は UNIX でもこれができるのです。
カッコイイ画面 (例) にして、友達に自慢しましょう。
(ヲタクと思われるかもしれませんが)
UNIX 環境にログインします。
パスワード入力画面で、右に「WindowMaker」というのが表示されていることを確認しましょう。 表示されていなければ、「オプション」から「セッション」→「WindowMaker」を選択しておきます。
「テーマ」とは、ウィンドウの色や壁紙などの設定をまとめたものです。 自分で作ることもできるのですが、ここではとりあえず他の人が作ったものをもらってきて使うことにします。
テーマはインターネット上でたくさん公開されています。 Themes.org という有名な Web サイト (ホームページ) があるので、ここに行ってみましょう。
ページを開くと、画面写真など出てきたと思います。 とりあえず「new themes」のところから 1 つ選んでみましょう (気に入るものがなければページ上部の「themes」から探してみても OK)。
選んだテーマのページが出てきたでしょうか。 画面写真をクリックすると大きな画像が出てくるので、どんな感じか確認することもできます。 よさそうだったら、テーマのページの「Download」の「Quick」をクリックします。
すると何やらウィンドウが出てくるので、「このファイルをディスクに保存する」をチェックして「OK」を押します。 次に、ファイルを保存する場所を聞かれるので、ウィンドウ上部の「ファイルの場所」が「/nchome/g123456」などとなっていることを確認して、「保存する」を押します。 これで、そのテーマを取ってくることができました。
取ってきたテーマを使うためには、それをテーマ用の場所 (ディレクトリ) に置かなければいけません。
UNIX のコマンドを打つウィンドウ (ux001 などと表示されているやつ) を出します。 そして次のような命令を入れましょう。 (取ってきたテーマファイルを「example.tar.gz」とします。 適宜読み替えて下さい)
g123456@ux123> mv example.tar.gz ~/GNUstep/Library/WindowMaker/Themes/ (テーマ用のディレクトリにテーマファイルを移動する (mv は move の略)) g123456@ux123> cd ~/GNUstep/Library/WindowMaker/Themes/ (そのディレクトリに移る (cd は change directory)) g123456@ux123> tar zxf example.tar.gz (圧縮されているテーマファイルを展開する) g123456@ux123> rm example.tar.gz (ディスク容量が無駄なので、圧縮ファイルを消す (rm は remove))
これで OK です。 メニュー (背景のところでマウスの右ボタンを押すと出てくる) の「テーマ」に自分のインストールしたテーマが出てくるので、それを選びましょう。 うまく表示されましたか?
今回はここまでです。 テーマは本当にたくさんあるので、いろいろ探してみると楽しいでしょう。 これを機に、快適な UNIX ライフを送ってください。(適当)