和は+、差は-、積は*、商は/を使います。 これはまあ分かるでしょう。 ただし注意が必要なのは5/2は2なのに対し5.0/2.0は2.5ということです。 つまり計算結果は元の型に一致するということです。 こうなるとint型の方は商の他に余りも知りたいところです。 余りは%を使います。 5%2は1となります。
初心者が勘違いしやすい=です。
C言語におけるイコールは右辺を左辺に代入する演算子であり、決して左辺と右辺が等しいことを表すのではありません。
これが分からないと次の文が理解できないでしょう。
a=a+3;
両辺からaを引いたら0=3で成り立たないじゃないか!?と思った人はひっかかっています。
これはaに現在の値より3大きい値を代入するという意味になります。
つまりaに3加えるということです。
power=power-damage;
こういう文だと分かりやすいかもしれません。くらったダメージ分だけパワーを減らしています。
ところで上の例ではpowerという変数名を二回書いています。
この程度ならいいんですがもっと長い変数名を使っていると同じ変数名を二回書くのが面倒になってきます。
そこで
power-=damage;
という書き方をよく使います。
意味は最初と全く一緒です。
「power」から「引く(-)」の「は(=)」「damage」と覚えましょう。
+=、*=、/=、%=も同様に使えます。
さらに、1だけ足したり引いたりする(インクリメント、デクリメント)のにはもうひとつ別の演算子があります。 ++、--がそれぞれ+=1、-=1と同じ役割となります。
変数aの値を1増やす書き方を三通り挙げてみましょう。
a=a+1; a+=1; a++;