#include <stdio.h> int main(void) { printf("ドラゴンクエストIII\n"); printf("そして伝説へ\n"); return 0; }
これは文字を表示するプログラムです。
実行すると
ドラゴンクエストIII
そして伝説へ
と表示されます。
えっ、それだけ!?と思うかもしれません。
それだけの割には意味不明な行が多いからでしょう。
それだけなんです。
これがプログラミングが初心者に対して敷居が高い由縁です。
はじめのうちは少しのことをやるのにたくさんのことを覚えなければならないのです。
でも逆にある程度知識を得ると今度は逆にその知識だけで実に様々なことができるようになります。
やっかいなのは最初のうちだけなので心配しないでください。
最初のうちは意味不明な部分は無視した方が分かりやすいので無視します。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
return 0;
}
こいつらはおまじないだと思って丸暗記でもしておいてください。
肝心の部分は{ }で囲まれた部分のreturnより前に書いていくのでここだけ見ましょう。
printf("ドラゴンクエストIII\n");
printf("そして伝説へ\n");
printf()はカッコ内のものを表示する命令だと思ってください。
このプログラムでは文字列を表示しています。
文字列はダブルクォーテーションで囲むという決まりがあるのでカッコ内は"ドラゴンクエスト"となります。
\nは改行を表します。
もし一つ目の\nを抜かすと
ドラゴンクエストIIIそして伝説へ
とつながって表示されます。
そして最初のうち忘れがちですが命令の最後には必ずセミコロンをつけてください。
これは命令の終わりを表すのでもし一つ目の;を忘れると
printf("ドラゴンクエストIII\n")printf("そして伝説へ\n");
のように次の;までがまとめて一行とみなされてしまい、
当然解釈できないのでエラーがでてしまいます。
ドラゴンクエストを縦に表示するプログラムをつくって見ましょう。
#include <stdio.h> int main(void) { printf("ド\nラ\nゴ\nン\nク\nエ\nス\nト\n"); return 0; }