開催日程は電子メールやハガキでお知らせします。(部長わたる)
一般に、コンパの後は (普通、21時前後に終了します) ゲームセンターへ繰り出す人 ・喫茶店へと出かける人・根津研 (別掲) に消える人・すぐに帰る人など、 皆さん様々な行動をとりますので、 集団のどれかにくっついていけば心配はない...と思います(爆)
東大はその性格上、1・2年生と3・4年生及びそれ以上 (修士・博士) の 人間の拠点が駒場と本郷の2カ所に分かれているので (TSGには3年生以上でも駒場にいらっしゃる方もいらっしゃいますが)、 コンパや駒祭くらいでしか皆さん一緒に、ということがありません。 ですから、新歓コンパはもちろんのこと、 その後にある数々のコンパ*1 にも、 皆さんどうぞふるってご参加下さい。(以上、コンパ委員の(笑)ZERO記す☆)
昼間は、自転車で島を一周したり、炎天下のもとテニスをしたり、海で泳いだりしました。夜にはゲームや花火で盛り上がっていました。
3年生以上の人と会える数少ないチャンスですし、1度参加してみるとよいでしょう。 (ライブラリアンげる)
まず、10月に「駒場祭総決起コンパ」が開かれます。そこで全員が大風呂敷を広げまくり、 そのホラを残り1ヶ月で可能な限り現実に近づけるのです。(^^; 終了後は打ち上げコンパも行われます。 (Aleph-NULL)
TSGのメンバーはスキーの上級者も多いのですが、ほとんどスキーの経験の無い人で も手とり足とりおしえてもらえるハズです。ボーゲンさえできればあとは何とかなるで しょう。私自身中学校のスキー教室以来のことだったので、はじめから転んでばかりい たのですが、2日目の終わりにはシュテムターンもどきぐらいはできるようになってい ました。ただ、初心者の人はコースを間違えないようにしましょう。私は部長と一緒に 大回転のコースに行ってしまい立ち往生する羽目になったので… (高野)
Tak@inubbs
, SysOp)
SysOpやってまーす☆
そもそもいぬ。BBSは、コンピュータゲームサークル「あらかわ犬(ウシ)」のソフト 開発・サポートBBSとして運用すべく、1993年に開設されました。あらかわ犬と いうのは、TSGメンバー有志を中心にして結成されたサークルで、端的に言えば 「ゲームを作ってコミケで売る」とかいうような活動をやっています。そういう目的で 運用が始まったいぬ。BBSなのですが、運営母体であるあらかわ犬は現在、活動を 小休止している状態になってしまっています。
で、現在いぬ。BBSはどうなったかというと、事実上フリートーク中心のBBSとして 運用されています。って要するに雑談しているわけですね。
いぬ。BBSの会員は、運営母体であるあらかわ犬がもともとTSGメンバー中心だった こともあって、ほとんどをTSG関係者で占めています。今ちょっと人数を数えてみたら、 7割以上がTSG関係者でした。うーん。
世の中には「アニメについての会話専門BBS」とか「猫についての会話専門BBS」 (なんだそりゃ)などというものも存在していますが、いぬ。BBSは決して 「犬についての会話専門BBS」ではありません(笑)
もっとも、ジャンルを問わない雑談とは言え、なにせメンバーの8割はTSG関係者です。 話題も自然とTSG好みな系統になることが多いようです。
もちろん、年がら年中雑談ばかりしているわけではありません。プログラムの開発・ テストなんかをやってる人も結構多いですね。これには、元々いぬ。BBSが 「ゲームの開発をしよう」という目論見で開局したという経緯もありますし、 TSGに強力なプログラマが多い、というのもあります。かくいう私もいぬ。BBSで、 自作フリーソフトウェア "lfd." のαテストをやってたりしました。
プログラムだけじゃなくて、例えば絵を描いてる人も結構いたりしますねー。 音楽データを作ってる人は今のところ一人しかいないのですが。
ちなみに、去年(1995年)1年間の統計データを紹介しますと、 ファイルライブラリに登録された「自作プログラム・自作データ」の数は、 約300本でした。
いぬ。BBSには、TSGの中心メンバーのうちのかなりの数がアクセスしています。 そんなわけで、TSGに関する連絡がいぬ。BBSで行われることは多いですね。 コンパや合宿の告知なんかは必ず電子掲示板に書き込まれるようです。
掲示版での告知だけじゃなくて、例えばTSGメンバーの間の連絡には、電子メールが よく使われているみたいです。学校に行かなくても自宅から連絡が取れるって、 予想以上に便利がいいんですよね。
準備ができたら、おもむろにいぬ。BBSに電話をかけます。回線がつながるとIDの
入力画面になりますから、そこで new [リターン]
と入力するだけで、
自分のIDを発行してもらえます。簡単ですね☆
いぬ。BBSは、「積極的に宣伝はしてないけど一応公開BBS」です。TSGの人じゃ ないと入れない、とかいうことは全然ありません。ゲストアクセスでも制限は ほとんど無いですから、一度ためしにアクセスしてみてください。
とゆーわけで、みなさまのお越しをお待ちしております。
ったく☆
Tak
@いぬ。BBS (SysOp)
taka@is.s.u-tokyo.ac.jp
しかし、ここで東京大学の持つ問題点が浮き彫りになってきます。それは、 学部生は3年から、キャンパスが本郷に移ってしまうため、3年生以上は 駒場の学生会館に足を運ぶ機会が減ってしまうという点です。実際、東京大学に あるサークルの中には、本郷に進学した人はもうサークルに参加しないという、 属に言う「本郷解散」という現象が起きているサークルも少なくありません。 しかし、「1年毎に、一定数の新しい人間が加わって、同時に一定数の人間が 去っていく」という性格を持つ大学のサークル活動において、それが駒場の 2学年のみから構成されているとすると、それまで培ってきたものの半分を 失うことになり、1年毎に全く別の集団になると言っても過言ではありません。
そこで、3年生になってもTSG部員(以後TSGerと略す)としてTSGの 活動を続けるための場として、「根津中央研究所」(通称根津研)というものが あります。「あります」と書くと、どっかから涌いて出てきたみたいな印象を 受けますが、実際は、過去のTSG部員が本郷生用の活動スペースとして設けた ものです。こういった場を何もないところから作り上げるのは非常に大変だったと 思いますが、私達はそういったことをあまり実感することなく、会費を払うだけで その恩恵をこうむることが出来ます。これもサークルという組織の持つ力と私は 考えます。
では、いよいよ根津研について説明します。根津研というのは、根津駅から歩いて 数分の所にある、アパートの一室です。ここには、ATマシンや98MATEを はじめとして、PS、SS、SFC、MDにNEO・GEOと、ゲーム機も 見事に揃っています。また、ビデオデッキもあるので、見逃したアニメがあっても、 1週間くらいなら根津研でリカバー出来ます。また、根津研はアパートの部屋なので、 便所は当然として、流し台に冷蔵庫、ガスコンロに炊飯器といった生活に必要な ものも揃っています。さらに、部屋は総絨毯ばりなので、ねっころがってゲーム という事も出来て、夏は冷房、冬はこたつとストーブとホットカーペットと 空調も完璧で、305よりはるかに快適です。また、駅と根津研の間に銭湯があり、 根津研には毛布と布団があるので、根津研で一晩あかすというのも最近では 珍しくありません。下手に外泊することを考えると、それだけで十分根津研会費の 元を取ることが出来ます。
根津研というのは、根津研会員と言われるTSGerの共同出資によって運営されて います。根津研にかかる費用の大部分は家賃(月当たり5万8千円)ですが、これに 電気水道ガス電話が加わって、結局年当たり85万円くらいかかります。これを 根津研出資賛同者の人数で割ったものがその年の年会費となります。ちなみに、 95年度は年会費は4万円で、今年度は年会費は3万5千円です。
新入生の皆さんには3万5千円というとかなりの額に思えるかも知れませんが、実際 それだけのお金をアルバイトして稼ごうと思ったら、それほど大変ではないことが わかるはずです。もしいいバイトが見つからなかったら、直接僕のところに言いに 来てくれれば、いいバイトを紹介します。
根津研というのは先ほど言ったとおり、本郷生のためのスペースです。従って、駒場生 は根津研にお金を払う必要はありません。駒場生のかたで根津研がどんなところか 見てみたいという方がいましたら、根津研に電話をかけてみましょう。そして、 いまから行くということを伝えておきましょう。そうしないと、普通は鍵がかかって いるので、鍵を持っていない人は、中に誰かいないかぎり中には入れません。 鍵は、年会費を払った人間に渡されます。本郷生でない人で、どうしても鍵を持って おきたいという人がいたら、会計までご連絡下さい。考えます。
だいたいパターンとして、コンパのあと(ゲーセンを経由するかもしれないが)、 根津研になだれ込むということがよくあります。このときに、しっかりと根津研の 場所をおぼえておきましょう。そして、根津研の快適さを身をもって感じて下さい。 あの快適さを知ってしまうと、305が窮屈でたまらなく思えてしまうかも知れません。 しかし、これも2年間の辛抱。めでたく本郷生になったあかつきには、すばらしい 根津研生活がまっています。みなさん、是非駒場は2年で卒業しましょう。あれ、 何の話だったっけ (^^;
左手手前にテーブルと冷蔵庫の置いてあるところが「化学部」のスペースである。 彼等は土曜になると「実験をする」と言って、いずこへともなく消えていくが、 暇になると象牙様の直方体に竹のようなものをはめ、妖しげな文様を刻印したものを かき混ぜているようだ。
左手奥に居を構えているのが「生研」である。 彼等は珍しい生き物を求めて山深く分け入るのを生業とするが、 時々酒を片手に深く語り合っているのを見ることがある。
右手手前に陣取るのが、305の最も新しいメンバーである「自然研」である。 少年、青年漫画の名作を豊富に揃え、普段はFMVでゲームをしたり、 様々な話題で熱く語り合ったりしているようだ。 ときどき、怪しげな電気工作を遂行しているらしい。
これらのサークルについては他にも、猫の糞が落ちてた、 テーブルタップが漏電して火花を出していた、プラナリアが繁殖していた、 謎の展覧会が開かれたなどの怪現象が報告されているが、 あまりにも長くなりそうなので割愛する。
右手奥にある魔窟こそが我らが「TSG」の本拠地である。 まず目に付くのが窓の上のパイプに 引っかけるようにして置いてある段ボール箱の群である。 地震にでもなれば確実に部員の頭上を襲う*2 様に並べられているが、 何の目的があるのか未だに不明である。
中央にぽっかり空いた空間には幾つものパイプ椅子が置いてあるが、 それらのいくつかは座り心地が極めて悪くなるように改造されている。 部員はより良き椅子を求めて静かなる椅子取りゲームを常に行っている。
左手前のロッカーは一部の部員にしか知り得ない謎が詰められている。 このロッカーには「借り物帳」なるノートが下げてあり、 部員は物を借りる度にここに記帳するよう義務付けられている。 そして、その横には懐かしのFM TOWNSが鎮座ましましている。 今でこそファミコンの真似ばかりしているが、 かっては、駒場祭でTSGの危機を救った英雄である。
TOWNSの隣の黒い棚にはTSGの暗黒面が濃縮している。 TSGの歴史や活動内容と深い相関があるのか、それは永遠の謎であろう。 これらの資料を総て閲覧したとき、「ヲ」による精神汚染を受けるとされる。 その右の木の棚には、開発のための資料が並べられていることになっている。 テレビの裏の本棚にも同様な傾向が見られる。
棚を下から支えるスチール机にはTSGの古き良き思い出がいっぱい詰まっていると云う。 今でも高密度のジャンクの中には、 ハード使いにしか判らない「おたから」が眠っているのかも知れない。
窓際の白い台は、古のすちーむ暖房の遺跡である。 これが活動していた頃は、冬の午後には部室中に倦怠感が漂っていたもので、 呪われた暖房は封印されて久しい。 しかし、今封印を解いても活動を始めるかどうか怪しい。
木のテーブルの上には2台の98(及び互換機)が並んでいる。 左の9821XaはPentium 90MHzを搭載したマシンである。 世にも怪しげなOS、Windows95を入れてあり、 プログラムや文書を書いたり、巷ではやっている蜘蛛の巣をテストしたり できるようになっているそうだ。 右の486GRは486SX 25MHzを載せた、今となっては古臭いマシンであるが、 数々の周辺機器が繋がっていて、 データのやり取りや謎の86音源の探求に向いているらしい。
窓際にはCDラジカセが置いてある。305に来てから6年は経つ古株であるが、 一応完動品であり、たまに怪しげな音楽を奏でている。 下のCDラックには変なCDばかりが置いてあるそうだ。 ここ数年の部員の煩悩がつまっていると言われる。
自然研との境界には開かずのロッカーがある。この中は実は本棚になっていて、 今では読まれなくなった漫画や、TSGが過去に行った活動の痕跡が入っているらしい。 かつて自然研が来る前は、そこにいたサークルが半ば幽霊サークルと化しており、 我等がTSGはロッカーをずらすことによって そのサークルの領域を侵食していたらしい。 尤もそのサークルの部員が誰も来ない間は、 そこでまあじゃんを勝手にやっていたという伝説もある。
さて、開かずのロッカーとテーブルに挟まれた所にはテレビが積まれている。 片方にはアンテナが接続してあり、何故かテレビ東京が最も映りが良くなるように 調整されているという専らの噂である。 これらにはさらに「こんしゅーまあ機」と呼ばれるものがそれぞれ繋がっていて、 時々、ある者はしゅーてぃんぐの道を窮め、 またある者は互いに色合わせや人形操りの腕を競い合っている。
だがしかし、これらを載せているテーブルが実はとんでもない代物である。 木のテーブルの上にガラス板を乗せてあるのだが、中央にブラウン管が覗いている。 横から電源プラグが出ており、つなげば古めかしい電子音とともに 不思議な色彩を持った架空の都市が画面に現れるのである。 まさにTennis & Ski & Gameの内のGameの第一歩を印した貴重なモニュメントである。 筐体を含めたゲーム一式は部の至宝であり、今となっては このゲームが置いてあるゲーセンは数少ない。(渋谷会館という所にはあるそうだ) ゲーム史に詳しい方ならこれだけのヒントで名前を当てられるだろう。
TSGの天井には何枚かのポスターが貼られている。 最も美しかった頃の南野陽子や宮沢りえの写真は、 今となっては貴重品なのかも知れない。 また、天井からぶら下がる滋養強壮剤のモニュメントは、 かつての駒場祭の前夜に、窮地に陥ったプログラマ達が、 これを飲んで宿敵「ばぐ」を打ち破った故事に由来するものである。 洗礼名としてその名を頂いた騎士もかつて居たという伝説も残っている。
宙に浮いた謎の銀色の円盤は、TSGer一流のゆーもあの表れである。 当時のメーカーにもし剛気が備わっていれば、DVDはこのサイズで既に売られていたのであろう。 それだけの可能性を秘めながら、 この円盤の一族は今猶「アの鉄人」達の神器としてしか使われない。
部室の奥深くにある神棚には、TSGが初めて製作したコンピュータ「くみこむ様」が奉られている。 「クミコさん」なる女性にちなんで命名されたこのコンピュータは、 今から比較するに本当に初歩的なことしか出来ないマシンであったが、 理論科学を探究し、山登りに精を出したこのサークルに、一大転機を迫るものとなった。 この時よりTSGは日本のコンピュータ裏面史に名を輝かすようになり、 今ではコンピューターとは斬っても切れない縁を結ぶに至っている。
天井中央から窓よりにあるシミは、「生研」に災いをなす「雨漏り」の跡である。 築後30年以上経つこの学生会館は外装として打ちっぱなしのコンクリートを有するにも 関わらず、予算の都合上外装の維持費が計上された試しがないようである。 「雨垂れ石を穿つ」、屋根より出づる石中の水脈は我達が305の天井にまで達し、 長雨が続けば天からの恵みが生研の鍋に澄んだ音色をもたらす。
TSGの生命線は未申の方角から延びている。 この「えれくとろん」の源は自然研と共用しており、 総ての機械に火を灯した時、305は滅亡すると言い伝えられている。
最後に、この部室のどこかに「あけてびっくり」なる秘宝が隠されているという。 部室を清めたときのみ現れるらしいが、中を覗いた者は数えるほどしかいないそうだ。
ここに書いてあること以上のことを知りたかったら、 ぜひ理論科学グループに入部しましょう。 入部しない人も、ぜひ italk はやってみてください。 やりかたはこの原稿の中に URL が書いてある italk ホームページなどを 参照して下さい。いつでもお待ちしております。
italk の利用者は、サーバの動作しているマシンに
telnet(1)
コマンドや専用クライアント(italk.elなど)を用いてアクセスし、
他の利用者とリアルタイムに会話を楽しむことができます。
インターネットの情報空間をダイブしまくっているTM
われわれにとっては、非常に身近なシステムなのです。
とりあえず、 僕が普段工学部 8 号館で italk をしている時の画面をお見せしましょう。 これをみれば、italk がどんなものか、チャットするとは具体的に どういうことかがだいたいわかると思います。
この画面は 3 月 17 日の深夜に xv で撮影されたもので、 画面中に現れているのは、現在 italk で活躍中の TSG のぢぢいたちです。 このとき自宅から電話をかけている人と、本郷あるいは駒場にいる人がいました。 また、動作しているクライアントプログラムは、はらださん*4 が作った Mule 上の italk.el という Emacs Lisp プログラムです。
italkserver は僕が UNIX プログラミングを始めたころの産物で、 性能的にも問題があるプログラムなのですが、まだこちらが用いられています。 現時点(96 年 3 月)ではくりすさん*5 によって、不具合を修正したり、伝言機能の追加など、 機能的にいくつかの改良が加えられたもの (italk+, version 0.12)が動いています。
italkd は昨年から作る作るといいつつなかなか作られなかったのですが、 今年の春休みに入ってからようやく完成に近付きつつあります。 italk2 は italk1 の機能と大幅に拡張したものであり、 またサーバプログラム italkd も、italkserver に 較べて性能が改善されています。 きっと新入生のみなさんがやってくるころには、 完成して正式運用が行なわれていることでしょう。
italk2 は italk1 に較べて、大きくいって次の点で機能が拡張されています。
チャットの持つ中毒性というのは知っている人は知っていると思いますが、 すでに italk なしでは生きていけなくなった人が多数存在します (こういう人たちはさると呼ばれます)。 この世界に足を踏み入れる時には十分気をつけてください。 家から利用する人は特に電話代に気をつけましょう。 ECC に対するテレホーダイは非常に有効ですが、つなぎっぱなしは 他のユーザを困らせることになりますのでほどほどにしましょう。
さて、italk に関するもっと詳しい説明、 最新情報については、こちら(italk ホームページ)をごらんください。
http://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/~t50311/italk/
ここには italk の使用法、italk2 のチュートリアルや、 あやしげな用語解説などがあります。
次号では、このitalk ホームページにアクセスできない人(いるのだろうか)、 したことのない人のために、その内容を一挙公開しましょう (部報のページ稼ぎともいわれるが…)。
italk は昨年の夏あたりから開発を始めてきましたが、 italk2 サーバ italkd の完成により、 そのソースプログラムを公開・配布する予定でいます。 しかしなにも考えずに公開しても、みんなに使ってもらえないかもしれません。 すでに一般に普及しているチャット環境があるからです。
Internet 上のチャット環境として非常に有名なものに、 IRC(Internet Relay Chat) があります。 当初 UNIX の talk プログラムの代替としてフィンランドで 開発がスタートしたもので、すでにその RFC もあります。 その機能は、複数のサーバ間でメッセージをバケツリレーのように 配送することにより、全世界をリアルタイムに(?)*6 つなぐというものです。
IRC と italk がリアルタイムなチャット環境を 提供するという点ではどちらも同じです。 IRC で用が足りてる人は italk は必要ないかもしれません。 このような状況ではだれも italk を使ってくれないかもしれない、 と僕を含めた多くの人は考えています。
italk を普及させるには italk にはあって IRC にはない点を なにか探す必要があるのですが、 とりたてて italk が(ここでは italk2 とします) IRC より優れている点を指摘するとすれば、次があげられると思います。
telnet(1)
コマンドでそのままアクセスできます。
また、別に UNIX を使っている必要もありません。
今後の italk の開発および配布の展開として、 次のような計画を立てています。
t50311@mech.t.u-tokyo.ac.jp
harada@graco.c.u-toky.ac.jp
[総目次へ]
g541119@komaba.ecc.u-tokyo.ac.jp